ART(体外受精など)に関する情報をQ&A形式でご紹介

39才・・治療機会はあと2〜3回・・このような状況で治療・・?

先生、いつも丁寧なお答えありがとうございます。今日はまた先生のご意見を伺いたくてメールしてしてしまいました。私は現在39才で、4年前のホルモン検査でFSHが高く(14.9)40才前に早発閉経の可能性が有るといわれたことがありますが、その後何度か測定したときは正常範囲内、8.6、一番最近では’00.3に10.15でした。今までは、その他のホルモンについては特に異常が有ると言われたことは有りませんでしたが、’00.11にIVFをした際に(結果は陰性)”ホルモン値が上がっていなかった”と言われました。データを見ると採卵2日前でE2 が601 ( 採卵数3個で18ミリ1個と11ミリ1個、小さい物1個)、Pが0.2、LHが1.9でした。そしてIVF直後の周期で高温期が8日で体温が下がり始め、12日目で生理が来ました。そして、そのまま体温が上がらず今日で17日目になりますが、このようなことは初めてです。実は前回IVF失敗後に転院をしたばかりで、先週LH−RHテストを受け今結果待ちの状態です。今回高温期が短かかったことを先生に話したら、「そういう人の為に体外受精をするんだ」と言われ、次の生理開始と共に、先生の言われた通りHMG−HCGのショート法で治療を開始することになっています。ただ、年齢的な物もあり難しい、とも言われています。困ったことに、夫からは”不妊治療は今年の8月まで(私が40才になる)”と言われてしまっていると言う状況で、治療機会はあと2〜3回と思われます。ちなみに、’98に2度IVFで陽性反応が出ましたがいずれも8週で稽留流産しています。年齢が高いことを考えれば、どんどん状況は悪くなっていくと思われますが、今のこのような状況で治療に入っても良いか先生のご意見を是非お伺いさせて下さい。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。


回答

なかなか良い結果が出ず状況的にも厳しそうなご様子ですね。前回の採卵が11月ですから次回の月経が始まればショートで始めてみても良いと思います。今度の黄体期が短かったことはいろいろな理由が考えられますが治療を延期するより条件の悪くならないうちに一回でもチャンスを増やすほうがよいでしょう。(8月で治療を打ち切るならなおのこと。)98年に2回妊娠をされたのですから根本的な部分では妊娠できることは証明済みの方です。あとはいかにいい卵にめぐり合えるかにかかっております。(それが実は難しいことではありますが。)頑張って下さい。

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