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クロミッドの影響?それともセキソビット?

その中で初めて目にする言葉があったのでまた質問なのですが、PCOとはどういうものですか?あと別の質問なんですが、薬も何も使わなかった自然周期の時のヒュ−ナ−テストは○だったのですが、クロミッドを内服した時は精子は全然いませんでした。今月はセキソビットを内服し、テストをしたところ精子はいっぱい見えたのですが、動いていませんでした。内膜も薄いようです。これはクロミッドの影響が抜けきれていないためと考えるべきですか?それともセキソビットを内服したためでしょうか?宜しくお願い致します。


回答

PCOとは日本語では多嚢胞性卵巣といい、若い女性の排卵障害の原因の中でも代表的な疾患です。卵巣の皮が厚くなり卵胞が小さい状態で多数認められるのですがそれ以上には大きくならずに排卵が起こりにくいのが特徴的な症状です。そのような方の卵巣を超音波で観察しますと多くの小さな卵胞が連なってあたかもネックレスのように見えるのがポイントです。次にヒューナーテストについてのご質問にお答えいたします。クロミッドを服用いたしますと多くの方は頚管粘液が少なくまた粘度が高くなります。このため自然周期ではヒューナーテストが良かった方でもクロミッドを使ったために精子が進入できないことがしばしば認められます。この点はクロミッドという薬の大きな欠点です。ただし次の周期にこのマイナスを持ち越すことはないと思います。セキソビットで精子が全く動いていなかったのは、タイミングに問題があったのか、性交から時間がたち過ぎていたか、あるいはセキソビットでも頚管粘液が損なわれたか等が考えられます。そのような可能性の中で検討してみてください。

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